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『デザイン』が好き。 [手作り]

KIITOで3月3日まで開催中の、「寄藤文平の`冬にやる`夏の一研究」を観てきました。
三宮駅からKIITOまで、海に向かってしばし歩きます。
この日は風が強かったので、目印ののぼりがエライことに。

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最初に寄藤作品に触れたのは、「大人たばこ養成講座」。
次は「地震イツモノート」の装丁。
最近買った本の装丁も寄藤さん(寄藤銀座)の作品でした。
難しかったり、とっつきにくいテーマの本も、
寄藤さんの装丁だと買いやすいのです。

今回の展示では、そう思わせてくれる『デザイン』を考える過程を拝見できます。


展示場所のギャラリーAには、たくさんの黒板やパネルが並んでいます。
ご挨拶文や、展示に関する説明まで、直筆・手書きです。
(そういえば、作品展のチラシも手書きでした。)

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左側の壁には、黒板がずらり。
右側の壁には、パネルがずらり。
決まった順路はありませんが、左壁の作品から時計周りに見ると楽しいです。
(奥の壁を背にして撮影したので、左右が逆になっておりますorz)

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左壁は、ある文庫本を例に、表紙の装丁の考え方について。
作品の本質を伝えるのか、手に取りやすくするのか。
33パターンの考え方が提示されています。
1から見ていくと、ちょっと戻りたくなる瞬間が。

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装丁の人気投票も行われています。
どれが一番になったか、結果発表されるのかな。

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右壁のパネル群は、一覧表とピクトグラム。
専門的な物事を、端的なイラストで比較できる一覧表は、
学校の教科書に載せてほしいです。
ここ2年でおなじみになってしまった単位のパネルもありました。。

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こちらはピクトグラム。
非常口のマークみたいに、言葉がなくても伝わるのが大前提です。
テーマは映画、伝わりますよね♪

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入口付近には、寄藤さんが手がけた本の一部が並んでいます。
本屋さんで平積みされてたら、一度は手にとりたくなるし、
本屋さんも平積みしたくなるはず。

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手がけておられる紙の展示も。
持ち帰り自由とのことで、6種類とも遠慮なくいただきました♪

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個人的には、紙の質感や厚みへのこだわり=伝えたい想い。
手触りの違うイベントのチラシを見つけると、
作家さんの本気を感じます。
(この展覧会のチラシも、手触りの違う紙が使われています。)

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出口の脇には、こんなメッセージが。
3月3日までなので、ぜひ会場でゆっくり観てほしいです。

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タグ:寄藤文平
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