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『かけ算』が好き。 [手作り]

中崎町を散策する長い一日(のブログ)は続きます。

ziccaさんから伊勢屋さんに向かう間に、「にじゆら」さんに伺いました。
注染(ちゅうせん)手ぬぐいを製造・販売しておられるお店です。
以前、タモリ倶楽部で手ぬぐいを作る様子を見て以来、
注染という技法にも興味深々です。
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今回は、京都・大阪・神戸の三都をイメージした手ぬぐいの発売記念で開催された、
デザインを手がけた「なりゆきサーカス」さんの展覧会を拝見してきました。
(展示期間は終了しています)
DMも手ぬぐいのよう。
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まずは、展示スペースの全景です。
向かって左の壁が「神戸」、
奥の壁が「大阪」、
右の壁が「京都」担当の作家さんの展示です。
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頭上にゆらめく手ぬぐいは、来場客と作家さんがライブペイントした「海」。
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数日後には、この布で「空」も製作されたそうです。
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「なりゆきサーカス」さんは全部で6名。
それぞれの都市を2名ずつ担当しておられます。

まずは「神戸」の壁。
落ち着いたトーンの作品です。
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お一人目は生駒さちこさん。
原色でもなく、くすんでもいない。
どこか日本的ではない色合いが、神戸のイメージだなと思いました。
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お二人目はノダマキコさん。
とあるイラストを拝見して以来、ノダさん=緑色のイメージがあります。
今回の作品だと、北区や西区の辺り。
神戸の9つの区が、すべて愛おしくなるイラストです。
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続いて、「大阪」の壁。
ワクワクする色合いです。
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お一人目は中川貴雄さん。
手ぬぐいのイラストはPOPな感じ。
絵画は様々なタッチで描かれています。
大阪の持つ(何でもありな)懐の深さを感じます。
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お二人目はサタケシュンスケさん。
大阪といえば、たこ焼き。
シンプルな図柄です。
メリハリのある色使いが大阪らしい印象です。
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最後に、「京都」の壁。
抑えた和の色合いが、京都には似合います。
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お一人目は、タケウマさん。
題材に狛犬(こまいぬ)!
鉛筆書きのイラストもコメントも好きです。
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お二人目はトヨクラタケルさん。
切り紙の美しさと、
五山の送り火から発想された物語の素晴らしさ。
見ごたえがありました。
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(後日拝見したトヨクラさんの個展の様子も、いずれ書きたいと思います。)


どの作品も素晴らしく、
どの柄も個性的で素敵でした。
結局、どれかを選ぶ事も大人買いも出来ず、
違う柄の手ぬぐいを購入して帰りました。
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ちなみに、京都の柄は京都三条店で、大阪の柄は中崎町本店で、
神戸の柄は神戸店で、限定販売されているそうです。
各作家さんの書いた冊子が購入特典です。

本当に飾りたくなるような、美しい手ぬぐいばかりでした。
撮影させてくださった、「なりゆきサーカス」×「にじゆら」さんに感謝です♪
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